Riku Matsuzaki
■Riku Matsuzakiについて
Riku Matsuzakiの理念
『自然の色は人を支える』
薬が誕生する前に「自然の色」で染めた「服を用いた」ことが「服用」の語源
「日本の藍」のルーツ京都で
水と木灰と自家栽培の蓼藍の"発酵"に原点回帰し
色移りのしない本物の藍染をしています
大正時代に滅びた「京藍」の復興や
人類を支えてきた自然植物の色を
アートと日常使いの両面から行なう大原野の工房です
Riku Matsuzakiのコンセプト
『命の色で命をつつむ』
植物が持つ色の力を伝えたい
現代普及している衣類の色は化学染料と呼ばれるもので約160年前に誕生しました
では、人類が藍染をいつから行なっているかと言うと約6500年前のインダス文明の遺跡から藍染の工房が見つかっております
なぜ、この長い歴史の中で人類は服を植物で染めてきたのでしょうか
それは、自然の色が人を支えてきたから
現代の様に薬がない時代、人類は植物の力を借りて病から身を守っていました
江戸時代の文献に、小薬は草根木皮(漢方)、大薬は飲食 衣服と記されています
当時は化学染料が存在しませんし、人類は衣服を草根木皮(漢方)で染めていました
"漢方を煎じて飲む"よりも"漢方で染めた服を着る"方が病から身を守ってきたという事です
その効果が大きかった
名残りが現代でも残っており、病院で薬を貰うと服用して下さいと言われる
それは、「自然の色」で染めた「服を用いた」ことが「服用」の語源
衣食住という言葉の順番も、衣が一番大切であるからこそ最初に来ます
進歩しているはずの人類なのに
肌の痒みや肌荒れなどの
肌トラブルは年々増え続けています
人間の最大の臓器は皮膚
そこに触れるものこそ本質があると考えています
自然の色は人を支える
(ここでいう自然の色は草木であればなんでも良い訳ではなく長い歴史の中で人類を支えてきた植物を指しています)
↓
命の色で命をつつむ
(ここでいう「命」は植物と人間の両方を表しています)
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命ある色を日常に、自然の色を日常に取り入れたい
Riku Matsuzakiは色の本質を信じ抜き、みなさんの日常に命ある色を取り入れるお手伝いを生業としています
京藍染師 松﨑陸
1990年京都に生まれる。
22歳の時にNYで藍染に出逢い、帰国後に愛媛県西予市にて養蚕から手織り、和裁までを一貫して学ぶ。その後、京都で約200年続く染色工房・染司よしおか五代当主・吉岡幸雄氏に師事。
染司よしおか独立後、大正時代に滅びた京都原種の藍 "京藍"を復活させる。
現在はアーティスト活動を主軸に置き、2023年には妙心寺 桂春院へ掛軸作品「京藍壁観図」を奉納。
2024年にはKANSAI YAMAMOTOとの合作をJapan Mastery Collectionにて発表
ミラノファッションウィークにてイタリアのラグジュアリーレザーブランドValextraとのコラボ作品「Mini Iside KYOAI, Bucket bag Micro KYOAI」を発表
Forbes JAPAN CULTURE-PRENEURS 30に選出
大丸京都店1階特設会場、Casa Valextraの二会場にて大型の個展を開催
伝統文化×現代アートを組み合わせ一度滅びた京藍を次代へ残すべく活動している。